ペア碁のすすめ

2018-09-29

皆さん、『ペア碁』はご存知でしょうか。
通常1人対1人で行われる囲碁の対局を、2人対2人の計4人で対局するというものです。

通常の囲碁とは違った魅力があります。このページでは、ペア碁の魅力を綴っていきます。

ペア碁とは

ペア碁とは、男女のペア同士で対局を行うものです。

卓球で言うダブルスのようなものです。バトミントン(どちらが打ってもOK)ではなく卓球(交互に打つ)です。

ペア碁のルール(日本ペア碁協会による公式ルール)

手順について

黒番の女性から始めます。
(黒番女性→白番女性→黒番男性→白番男性→黒番女性→・・・)

置き碁の場合は、置き石を黒番女性が打ったものと仮定した順となります。
(白番女性→黒番男性→白番男性→黒番女性→白番女性→・・・)

黒番は異性の後、白番は同性の後に打つということですね。

順番を間違えると、3目のペナルティーがあります。
この3目はかなり大きいので、手順には気を付けましょう。

相談について

自分のパートナーとの相談は禁止です。また、合図やジェスチャーなども禁止です。

ボヤキも控えるべきだと思います。

棋力について

ペアの棋力はそれぞれの棋力を足して2で割ったものになります。

0.5子の差で先・コミ無し、1.0子の差で先・逆コミ6目となります。

詳細は日本ペア碁協会ホームページの、ペア碁のルールを見てください。

ペア碁の魅力

嬉しい魅力

  • 新しい手を知ることができる
  • 女性の比率が半分を占める
    • 普段の大会よりも安心して出れます。
  • 自分が失敗しても、パートナーがフォローしてくれる、かも
  • 相手の片方が強くても、もう片方が弱くてミスをしてくれる、かも
  • 着手を覚えていなくてもパートナーが覚えていてくれる
    • 個人的な意見です。並べ直せないほど弱いので(笑)
  • 楽しい!!

嬉しくない魅力

  • 自分のペアが致命的なミスをする、かも
  • 自分の自由に打てない
  • 相手の手に加えて自分のパートナーの手の分まで考えて打たないといけないので、時間がかかる
    • 時間切れに注意!!
  • 4局もあるので、腰が痛くなる
    • ペア碁に限らないですね。でもこの前の大会で4局集中していたら腰が痛くなったので。
  • 方向性の違いにより喧嘩をする、かも
    • 何年も前のことを蒸し返して喧嘩するペアがいたりします。

ちょっとだけコメント

かも、が多いですね。ペアによるので・・

相手がミスをしてくれるかもしれないし、自分たちがミスをするかもしれない。これはお互い様です。

ペア碁は、上手(うわて)は自分のパートナーがどんな手を放っても平常心でいられるか、下手(したて)はパートナーの手を見てついていけるかのゲームだと思います。

体験談

私は過去何回かペア碁の大会に出ています。その中で良かったことは、

  • 強くなった
  • スランプを抜けられた

ということです。

強くなった、というのは単純に練習をしたために対局の絶対量が増えたという点と、作戦を立てるために布石を覚えたらずっと使えたという点にあります。布石が苦手なので、作戦のために教わった布石をペア碁以降もずっと使っていました。

スランプを抜けられたというのは、自分ではない分も考え、いつもの自分の碁ではない碁を打つことにより、考え方が良い方向にリセットされたのではないかと考えています。スランプではなくとも、ペア碁の後は若干ですが棋風が変化するように感じます。

さいごに

個人的な意見が多かったですが。

この記事で、ペア碁の魅力を感じていただけたら嬉しいです。
魅力が薄かったら私の力量不足です(-_-;)

普段個人的にペア碁を行ったり、碁会所主催のペア碁でもその大会のルールによっては男女ペアである必要はありません。
まずは4人集まってペア碁をやってみてはいかがでしょうか。

ペア碁の他にも複数人同士で行う連碁というものもあります。これについてもいつかブログで書きたいと思います。